網膜硝子体手術
網膜硝子体手術
麻酔
手術は通常、局所麻酔で行われます。局所麻酔をしていても押される感じや鈍い痛みを感じる時があります。強く痛む時は麻酔の追加をしますから声をかけてください。また、麻酔の効果として痛みの軽減のほか、外眼筋の麻痺による複視、一時的な視力低下を起こすことがありますが通常4時間程度で麻酔が切れると戻ります。ポート作成
角膜の横に手術機器を挿入する3~4箇所(1.術中に眼球の形態を保つための灌流液を入れる。2.眼内を照らす照明や内視鏡を入れる。3.硝子体を切除するカッターや眼内でレーザー治療をおこなう機械を入れる)の小さな入り口をつくります。白内障同時手術の場合はポート作成の前に白内障手術を終わらせます。硝子体切除術
硝子体カッターで取り除きます。その後、網膜に付着した黄斑前膜や増殖組織を取り除き、レーザー治療を行ったりします。空気、ガス、シリコンオイル注入
網膜の処置が終わると切除した硝子体のかわりに眼内を灌流液で満たして手術が終わります。疾患によっては内側から網膜を押さえるために空気や特別なガスやオイルを眼内に入れて終わる場合があります。その場合は術後、うつむき姿勢での安静が必要になりますので、医師や看護師の指示に従ってください。空気やガスが入った場合は約10日ほどでなくなります。より網膜をしっかりと押さえつける場合には、シリコンオイルという医療用のオイルを眼内に注入します。オイルは眼の状況が落ち着いたら、抜去するための手術が必要になります。網膜硝子体 手術 |
1割負担 | 3割負担 |
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片眼につき | 約35,000円~60,000円 | 約100,000円~180,000円 |
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