ドライアイは、目の潤いが低下して表面が乾いている状態で、涙の量の減少や質の低下が起こります。
涙は目に入ったゴミを洗い流したり、目の表面を覆うことで目を守っています。しかし、ドライアイになると涙の潤す力が下がっているため、「目が乾く」「物がかすんで見える」「目が疲れる」などの症状が現れます。
ドライアイの原因は複合的と考えられています。特に最近増えているのがパソコンやスマートフォンなどの画面を見続ける生活により、まばたきが減り涙が蒸発しやすくなったり、コンタクトレンズの長時間・長期間使用により、目の表面が傷んで涙の安定性が損なわれることなどが原因と考えられます。
また、涙の蒸発を防ぐための油分を分泌するマイボーム腺の異常も大きな原因の1つとなっています。
ドライアイの主な症状
症状が長引くときは、角膜や結膜に傷がついているかもしれませんので、適切な眼科受診をお勧めいたします。