2026年1月06日

白内障手術を終えた後「スマホを見ても大丈夫だろうか」と不安に感じる方は少なくありません。手術直後の目はまだ回復途中にあり、光の刺激や乾燥の影響を受けやすい状態です。そのため、無理に画面を見続けると、疲れや痛みを感じることがあります。まずは医師の指示を守り、焦らず回復を待つことが大切です。
この記事では、手術後の目の回復過程や、スマホの使用を再開するタイミング、そして負担を減らすための工夫について詳しく解説します。正しいケアを行いながら、快適な見え方を取り戻すための参考にしてください。
この記事で分かること
白内障手術後はスマホを見てもよいの?
白内障手術を受けた後「いつからスマホを使っても大丈夫なのだろう」「見過ぎると目に悪いのでは?」と心配になる方は多くいるでしょう。手術によって視界は明るくなりますが、目の中ではまだ炎症や腫れが残っており、視力が安定するまでには一定の時間がかかります。
この時期に長時間スマホを見続けると、光の刺激や乾燥によって目に負担がかかりやすくなります。手術後は焦らず、医師の指示に従って少しずつ使用時間を増やしていくことが大切です。無理をせず段階的に慣らすことで、快適な視界を保ちながら安全に日常生活へ戻ることができます。
白内障手術後の目の回復と視界の安定までの流れ
白内障手術の後は視界がすぐにクリアになると思われがちですが、実際には眼内の炎症や腫れの影響で、一時的にかすみやぼやけを感じることがあります。これは自然な回復過程であり、多くの場合、数日から数週間のうちに少しずつ見え方が安定していきます。 この時期は、医師の指示に従って点眼薬をきちんと使い、定期検診で回復の様子を確認することが大切です。視力が安定しても、すぐに長時間スマホを見続けてよいというわけではありません。まだ目の内部は回復途中にあるため、無理をせず少しずつ使用時間を延ばしていくよう注意しましょう。
手術直後にスマホを控えるべき理由
白内障手術の直後は、目の内部がまだ炎症や腫れを起こしており、外からの刺激に敏感な状態です。特にスマホの画面を長時間見続けると、瞬きの回数が減って涙の分泌が追いつかず、目の乾燥や疲れを感じやすいです。これにより、ドライアイや軽い炎症が悪化する恐れもあります。
またスマホのブルーライトや強い光による刺激は、手術後のまぶしさや痛み、視界のぼやけを引き起こすことがあります。そのため、多くの医師は「術後数日はスマホの使用を控えるように」と指導しています。目の回復を妨げないためにも、安静を心がけ、指示された通りの点眼と休息を優先しましょう。
目に優しいスマホの使い方のコツ
白内障手術後は、目の負担を最小限にするために、スマホの使い方にも工夫が必要です。まず、画面を見る時間を区切り、30分使用したら5分ほど目を休ませるようにしましょう。遠くの景色を見る、目を閉じて深呼吸をするなど、短い休憩を挟むことで疲れを軽減できます。 また部屋を適度に明るく保ち、姿勢にも注意することで画面の反射やまぶしさを防げます。人によっては、眼内レンズの焦点距離の影響で近くが見えにくいことがあるため、眼鏡を併用すると快適です。疲れや違和感が生じたら無理をせず、早めに休憩や受診を心がけることが、目を守るための大切な習慣です。
まとめ
白内障手術後の目は非常にデリケートな状態にあり、無理な使い方をすると回復が遅れる恐れがあります。スマホの使用は、医師と相談の上で時期や時間を決め、少しずつ慣らしていくことが大切です。
見え方の変化や痛み、疲れを感じたときは、自己判断せず早めに医療機関へ相談しましょう。日常生活の中で目に優しい習慣を取り入れることが、快適な見え方を維持するための第一歩です。特に、照明環境を整える・加湿を心がける・定期的に目を休ませるなど、日常のちょっとした工夫が回復を支えるポイントです。 秋葉原白内障クリニックでは、白内障手術後の生活や見え方のご相談も承っております。専門医による丁寧な診察と術後フォローを行っており、安心して相談できる環境が整っています。気になる症状や不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
記事監修者について

眼科医 原田 拓二
医療法人社団廣洋会理事長
グループクリニックにて毎年2,000人を超える白内障患者の診察に従事。
また、年間700件以上のYAGレーザー治療(後発白内障)を行い、あらゆるタイプの白内障の術前・術後診療に精通する。
